オルビス化粧品の「オルビスユー」と「オルビスユードット」は、どちらも高評価のエイジングケアシリーズです。
ですが、どちらもパッケージが白で似ているので、
- オルビスユーとユードットの違いは何?
- 年齢層の違いは?
- 使用感の違いは?
など「どっちがいいの?」と迷っている方が多いと思います。
今回は、オルビスユーとユードットを実際に使ってみた感想とともに、効果や成分の違いについて詳しくまとめてみました。
購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
オルビスユーVSオルビスユードット何が違う?
オルビスユーとオルビスユードットの共通点は、
- 洗顔料・化粧水・保湿クリームの3ステップでケアできる
- 肌荒れケアができる
というところです。
オルビスユーは乾燥・肌荒れ対策コスメ
オルビスユーは、高保湿化粧品。
「とにかく肌が乾燥する」「乾燥による小じわや毛穴をなんとかしたい」という方におすすめです。
また、今までは化粧品でしたが、2022年8月にリニューアルされ「医薬部外品」になりました。
有効成分として、
- 洗顔料…グリチルリチン酸ジカリウム
- 化粧水と保湿クリーム…デクスパンテノールW
という肌荒れ防止成分が配合されるようになったので、
- 乾燥が原因の肌荒れ
- 乾燥による肌のバリア機能低下
など、肌トラブルを起こしやすい方にも向いた化粧品になりました。
→オルビスユーを詳しくチェックしてみるオルビスユードットは美白※ケアコスメ
※メラニン生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
一方、オルビスユードットは、美白ケア化粧品です。
オルビスユードットも、3アイテム全て医薬部外品。
有効成分は、
- 洗顔料…グリチルリチン酸ジカリウム
- 化粧水と保湿クリーム…トラネキサム酸
トラネキサム酸は、肌荒れ防止作用もある美白成分ということで、敏感肌の方からも高評価です。
オルビスユーより保湿力は劣りますが、肌を柔らかくする効果もあるので手触りの良い肌に仕上がります。
→オルビスユードットを詳しくチェックしてみるオルビスユーVSオルビスユードット年齢層の違いは?
続いては、オルビスユーとオルビスドットが向いている年齢層の違いについてです。
年齢層の違いについては、オルビスでは公表していないので、使ってみて、成分をチェックしてみの個人的な意見です。
オルビスユーの年齢層
オルビスユーは、20代後半~50代まで幅広く使える化粧品だと思います。
オルビスユードットよりお値段が安いところも人気の理由です。
「乾燥してどうしようもない…」ということであれば、20代後半からの初期エイジングケアとして使用してもよい化粧品だと思います。
また、40代後半~50代になってくると、小じわやほうれい線などの悩みも深刻になってくるので、オルビスユーの3ステップだけでケアするのは難しいかなといった印象です…。
オルビスには、シワ改善・美白ケアができる医薬部外品の美容液「リンクルホワイトエッセンス」もあるので、そちらを併用したり他の美容液を併用したりする工夫が必要です。
それから、20代~40代前半の方で「肌荒れもしやすけれど、吹き出物ができやすい…」という場合は、オルビスクリアフルのほうが良いかなと思います。
使用感はこちらの記事「オルビスクリアフル口コミ|敏感肌が使ってみた感想」にまとめてみましたので、よかったら参考ししてくださいね。
オルビスユードットの年齢層
オルビスユードットは、30代~使える化粧品で、オルビスユーより年齢層が少し上がる感じです。
オルビスユーより保湿力は劣りますが、それでもしっかり保湿してくれる化粧品だと思います。
オルビスユードットは、肌を柔らかくするだけでなく、オルビスユーよりハリ感やツヤ感を与えてくれました。
また、オルビスユーよりべたつき感も少なくて、乾燥肌以外の肌質の方も気持ち良く使えると思います。
ただ、50代以上の方の場合だと、別のシワ改善やシミ対策美容液を併用しないと物足りない感じはあります。
オルビスユーVSオルビスユードット使用感の違いは?
続いては、オルビスユーとオルビスユードットの使用感の違いについてです。
オルビスユーとユードット:洗顔料の違い
オルビスユーとオルビスユードットの洗顔料の使用感の違いは・・・
- オルビスユー…さっぱりして毛穴の汚れもきれいに取れる
- オルビスユードット…しっとりしていて、肌にツヤが出る
という感じでした。
オルビスユーもオルビスユードットもモコモコの泡ができます。
オルビスユーはサクサクした軽い泡で、オルビスユードットは粘り気のあるもっちり泡でした。
洗いあがりは、どちらもつっぱり感ゼロでした。
ただ、オルビスユーの洗顔料のほうが、その後に使う化粧水の浸透が良かったです(*^_^*)
オルビスユーとユードット:化粧水の違い
オルビスユーとオルビスユードットの化粧水の使用感の違いは、
- オルビスユー…とろみが強いけれど、ほどよく浸透するしべたつかない
- オルビスユードット…とろみが少なく、浸透が早いしべたつかない
という感じでした。
オルビスユーは、リニューアル前とリニューアル後の両方使ってみました。
私の場合は、リニューアル前はべたつき感が強くて、浸透はするけれど肌の上にいつまでも残る感じがちょっと無理だったんです…。
でも、リニューアル後は全く別の化粧品というくらい使用感が良くなっていました。
ただ、リニューアル前のべたつき感がある化粧水は、乾燥肌の方から高評価だったので、リニューアル後の化粧水に物足りなさを感じる方もいらっしゃると思います。
一方、オルビスユードットは、浸透も早いしとっても使用感が良くて毎日使いたい!と思いました。
オルビスユードットの化粧水は、肌質や好みを選ばない万人受けする化粧水だと思います(*^_^*)
オルビスユーとユードット:保湿クリームの違い
オルビスユーとオルビスユードットの保湿クリームの使用感の違いは・・・
- オルビスユー…軽くて柔らかいクリームで、しっかり保湿された
- オルビスユードット…硬いクリーム状で伸びが悪いけれど、べたつかず保湿してくれた
保湿クリームは、テクスチャーに大きな違いがあります。
オルビスユーの保湿クリームもリニューアル前と後では、全く別物になりました^^;
リニューアル前は、オールインワンゲルに近いジェル状のテクスチャーで、いつまでもベタベタして私はダメでした…。
でも、リニューアル後は、軽めのクリーム状になっていて、べたつかない使用感も良いしすごく使いやすかったです♪
一方、オルビスユードットの保湿クリームは、油分で光沢のあるクリームで少量でもしっかり保湿してくれました。
肌がつるんっと持ち上がる感じがして、肌がとってもきれいに仕上がるので、オルビスユードットの保湿クリームにはちょっと感動しました(*^_^*)
私は乾燥敏感肌で、べたつく使用感が苦手ということもあり完全に「オルビスユードット」派でした。
でも、リニューアルされたオルビスユーの使用感が抜群に良くなったので「使用感で選ぶならオルビスユードットがおすすめです!」と言えなくなりました^^;
オルビスユーとオルビスユードットは、肌の悩みやお値段で選ぶのがいいのかなと思います。
オルビスユーVSオルビスユードットの成分比較
続いては、オルビスユーとオルビスユードットの成分についてまとめてみました。
オルビスユーとユードットの無添加成分
まずは、オルビスユーとオルビスユードットの無添加成分についてです。
オルビスユーは、
オルビスユー | 洗顔料 | 化粧水 | 保湿クリーム |
---|---|---|---|
オイルカット(無油分) | 〇 | 〇 | 〇 |
無香料 | 〇 | 〇 | 〇 |
無着色 | 〇 | 〇 | 〇 |
アルコールフリー | 〇 | 〇 | 〇 |
パラベンフリー | 〇 | 〇 | 〇 |
弱酸性 | 〇 | 〇 | |
その他の 不使用成分 | 界面活性剤 不使用 | 合成界面活性剤 不使用 |
という感じです。
オルビスユードットは、
オルビスユードット | 洗顔料 | 化粧水 | 保湿クリーム |
---|---|---|---|
オイルカット(無油分) | 〇 | 〇 | × |
無香料 | 〇 | 〇 | 〇 |
無着色 | 〇 | 〇 | 〇 |
アルコールフリー | 〇 | 〇 | 〇 |
パラベンフリー | × | × | × |
弱酸性 | 〇 | ||
その他の 不使用成分 | 界面活性剤 不使用 | 酸化しやすい 油分不使用 |
という感じです。
私の場合は、リニューアル後のオルビスユーを使ってみて、より肌の仕上がりが良かったのですが、もしかしたらパラベンフリーだったからかもしれません。
(パラベンの配合量が多いと毛穴が開いてかゆみが出ます。)
なので、肌への優しさで考えるとオルビスユーのほうが良いかもしれません。
ただ、どちらもアルコール(エタノール)が入ってないので、敏感肌にとっては本当にありがたかったです♪
オルビスユーの成分
上記でも簡単にまとめていますが、オルビスユーは3アイテムとも医薬部外品で、洗顔料には肌荒れ防止成分「グリチルリチン酸2K」が配合されています。
化粧水と保湿クリームには「DF-パンテノール」という有効成分が配合されています。
これは、ポーラ・オルビスグループ独自の肌荒れ防止有効成分。
高濃度で配合されているとのことなので、肌荒れしやすい場合には心強いですね。
そして、全アイテムに、
- オトギリソウエキス
- シーグラスエキス
- ヤグルマギクエキス
- 桃葉エキス
といった肌にハリやツヤを与えてくれる保湿成分が配合されています。
また、洗顔料には、
- サンゴ草抽出液…化粧水の肌なじみを良くする保湿成分
- モロッコ溶岩クレイ…汚れ吸着洗浄成分
- アミノ酸系洗浄成分…肌へのやさしさを考えた洗浄成分
が配合されています。
だから、毛穴の汚れもよく落ちたし、化粧水の浸透も良く感じたんですね(*^_^*)
さらに、
化粧水…肌上にハリのある保湿膜を形成することで、与えたうるおいを守る
保湿クリーム…肌のうるおい保持構造に着目し、高い保湿持続性を叶える(高含水ラメラビルド)
という処方で作られているので、乾燥しにくい肌に導いてくれます。
オルビスユーの全成分
(タップで開きます)
◆オルビスユー洗顔料「フォーミングウォッシュ」の全成分
【医薬部外品としての有効成分】
グリチルリチン酸2K
【その他の成分】
水、グリセリン、ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、水酸化K、ステアリン酸、マルチトール液、アルキルグリコシド、DPG、アクリルアミド・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液、オトギリソウエキス、シーグラスエキス、ヤグルマギクエキス、桃葉エキス、ケイ酸Al・Mg、ヤシ油脂肪酸アシルグリシンK液、サンゴ草抽出液、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、BG、ポリ塩化ジメチルジメチレンピロリジニウム液、カルボキシメチルセルロースNa、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
◆オルビスユー化粧水「エッセンスローション」の全成分
【医薬部外品としての有効成分】
デクスパンテノールW
【その他の成分】
水、グリセリン、DPG、ジグリセリン、オトギリソウエキス、シーグラスエキス、ヤグルマギクエキス、桃葉エキス、アルギン酸硫酸Na、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、PEG(80)、1,3-プロパンジオール、ローカストビーンガム、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、POE(24)POP(24)グリセリルエーテル、BG、グリセリンエチルヘキシルエーテル、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、水酸化K、フェノキシエタノール
◆オルビスユー保湿液「ジェルモイスチャライザー」の全成分
【医薬部外品としての有効成分】
デクスパンテノールW
【その他の成分】
水、グリセリン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチコン、BG、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、水添大豆リン脂質、ジグリセリン、ベヘニルアルコール、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、オトギリソウエキス、シーグラスエキス、ヤグルマギクエキス、桃葉エキス、PEG(80)、1,3-プロパンジオール、グリセリンエチルヘキシルエーテル、トリメチルシロキシケイ酸、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、高重合ジメチコン-1、水酸化K、フェノキシエタノール
オルビスユードットの成分
オルビスユードットは、肌のエネルギー(水分や油分)の巡りに着目し「明るさ」「やわらかさ」「ハリ感」といったイキイキした肌印象で過ごしたい方のために作られた化粧品です。
オルビスユードットについても、上記で簡単にまとめていますが、オルビスユードットも3アイテムとも医薬部外品で、洗顔料には肌荒れ防止成分「グリチルリチン酸2K」が配合。
化粧水と保湿クリームには、美白※有効成分「トラネキサム酸」が配合されています。
※メラニン生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
そして、全アイテムに、
- スイカズラエキス
- メマツヨイグサエキス
といったハリやツヤを与えてくれる保湿成分が配合されています。
また、
洗顔料…ステイン角層を剥がしやすい状態に整える成分
化粧水…肌なじみを良くし、浸透感を高める成分
保湿クリーム…肌にピタっと密着して保湿成分を肌に閉じ込める成分
が配合されています。
使うとわかるのですが、洗顔料は肌を柔らかくしてくれるし、化粧水は高浸透、保湿クリームはピタっと肌にフタをしてくれる感じで、3アイテムとも優秀でした(*^_^*)
オルビスユードットの全成分
(タップで開きます)
◆オルビスユードット洗顔料の全成分
【医薬部品外品としての有効成分】
グリチルリチン酸2K
【その他の成分】
水、グリセリン、ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、水酸化K、ステアリン酸、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、ジグリセリン、アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミドコーポリマー液、アルキルグリコシド、スイカズラエキス、メマツヨイグサ抽出液、イザヨイバラエキス、BG、カルボキシメチルセルロースNa
◆オルビスユードット化粧水の全成分
【医薬部外品としての有効成分】
トラネキサム酸
【その他の成分】
水、濃グリセリン、BG、イソプレングリコール、ソルビット液、スイカズラエキス、メマツヨイグサ抽出液、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ジグリセリン、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)、PEG(80)、クエン酸、クエン酸Na、アルギン酸Na、キサンタンガム、フェノキシエタノール、メチルパラベン
◆オルビスユードット保湿液の全成分
【医薬部外品としての有効成分】
トラネキサム酸
【その他の成分】
水、濃グリセリン、α-オレフィンオリゴマー、エチルヘキサン酸セチル、BG、ソルビット液、ジメチコン、ステアリン酸ソルビタン、セタノール、パルミチン酸セチル、ベヘニルアルコール、マイクロクリスタリンワックス、ステアリン酸PEG、ステアリン酸、スイカズラエキス、メマツヨイグサ抽出液、ワセリン、ジグリセリン、ビタミンE、ポリオキシブチレンポリグリセリンステアリルエーテル、クエン酸、クエン酸Na、水酸化K、ポリエチレングリコール・デシルテトラデセス-20・ヘキサメチレンジイソシアネート共重合体、カルボキシビニルポリマー、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン
オルビスユーとオルビスユードットの値段と容量
続いては、お値段と容量の違いについてです。
オルビスユーよりオルビスユードットのほうがお値段が高いです。
容量 | オルビス ユー | オルビス ユードット | |
---|---|---|---|
トライアルセット | 1週間分 | 初回:980円 通常:1,320円 | 初回:1,200円 通常:1,760円 |
洗顔料 | 120g | 1,980円 | 2,310円 |
化粧水 | 180ml | 2,970円 | 3,630円 |
化粧水 詰め替え | 180ml | 2,750円 | 3,410円 |
保湿クリーム | 50g | 3,300円 | 3,960円 |
保湿クリーム 詰め替え | 50g | 2,970円 | 3,630円 |
ただ、オルビスユードットを定期コースにすると、
- 洗顔料が2,079円(税込)
- 化粧水(詰め替え用)が3,069円(税込)
- 保湿クリーム(詰め替え用)が3,267円(税込)
と、オルビスユーより100~300円ほど高いだけで、そんなに変わらないお値段にはなります。
オルビスユーとオルビスユードットの違いまとめ
オルビスユーとオルビスユードットは、どちらもエイジングケア化粧品ですが、個人的な意見としては、乾燥肌以外の方であればオルビスユードットがおすすめです。
ですが、リニューアルされたオルビスユーは使用感が抜群に良くなったので
「お値段が安いほうがいい」
「シミはそれほど気にならない」
という場合であれば、オルビスユーも良いと思います。
また、同じオルビスなので、お互いに成分が邪魔をすることはないと思うので、
- 毛穴が気になるから洗顔料はオルビスユー
- 化粧水はシミ対策をしたいからオルビスユードット
- 保湿クリームはお値段が安いからオルビスユー
という感じで、肌の悩みやお値段で自由に選んでみても良いのかなと思います♪
オルビスをネットで注文したことがある場合は、オルビスの商品を購入するときにサンプルがもらえるので、そのときにお試ししてみるのもおすすめです。
「オルビスを初めて使う」「公式サイトで購入したことがない」という場合は、初回限定で、
- オルビスユー…980円(税込)のトライアルセット
- オルビスユードット…1,200円(税込)のトライアルセット
があります。
時期によって変わりますが、プレゼントもついてくるので「お得にお試ししたい」という場合は、利用されてみてくださいね。
\オルビス史上最高峰エイジングケア/
\リニューアルされて使用感抜群/
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