「日本沈没~希望のひと~」は小栗旬さん主演のドラマです。
2021年10月のドラマですが、2020年の11月に発表され、スタート前からとっても話題になっていました。
そんな日本沈没ですが、1973年は映画、1974年はドラマ、2006年には映画と、何度も映像化されています。
今回は、2006年の映画と2021年のドラマのキャストを比べてみました!
2006年と2021年の大きな違いは、
- 2006年はほぼ原作どおりの登場人物で時代設定は2007年
- 2021年はほとんどオリジナルキャラクターで時代設定は2023年
になっています。
ということで、早速いってみましょう!
日本沈没キャスト・映画(2006)版は?
まずは、2006年の映画版からです。
2006年の映画版は、草彅剛さんと柴咲コウさん主演の作品。
日本沈没は1973年に発売された小松左京さんのSF小説が原作です。
2006年に制作された映画は「前作の映画(1973)のリメイクではなく原作小説の再映画化」にフォーカスした映画なので、原作に近いストーリーになっています。
→日本沈没映画(2006)のあらすじ&結末は?原作との違いも解説!
草彅剛…小野寺俊夫
田辺の研究室で雇われていた優秀な潜水士兼海技士。
深海潜水艇の操縦者で、純粋に海や深海が大好き。
日本が沈没すると知り、イギリスで働こうとしますが、最愛の人・阿部の思いを胸に日本列島沈没を防ぐための調査チーム「D-1」 のメンバーになります。
柴咲コウ…阿倍玲子
東京消防庁のレスキュー隊員。
静岡の沼津市で起きた大地震で小野寺と少女・美咲(福田麻由子)を救助したことから、小野寺に惹かれていきます。
阪神・淡路大震災で両親を亡くしたことからレスキュー隊になり、自分の幼い頃の境遇と同じ美咲と一緒に暮らします。
田所雄介博士…豊川悦司
地球物理学者。
アメリカの学会で「日本列島が40年以内に沈没する」という調査結果がでますが、田所はさらに調査をし「1年以内に沈没する」と主張します。
最初は消極的だったD-1チームの舵を取り、結城や小野寺に指示を出します。
結城達也…及川光博
小野寺の親友で、同僚。
小野寺と一緒に田所の元で働いていましたが、家族を大事にしており「息子に海を見せたい」という思いで、D-1チームに入ります。
ですが、志半ばで死亡してしまいます…。
鷹森沙織…大地真央
田所の元妻。文部科学大臣と危機管理大臣を兼任。
さらに日本列島沈没を防ぐための調査チーム「D-1」を編成します。
国民の命を軽視する政府にたてつき、最後まで救おうとします。
倉木美咲…福田麻由子
静岡地震で、偶然小野寺が助けた避難民の少女。
地震がトラウマになっていますが、小野寺や阿倍が励まし、次第に元気になっていきます。
ただ、父も母も亡くなってしまいます。
他のキャスト
日本沈没の映画(2006)は、制作費に20億円もかけられていて、他にも豪華な俳優さんや女優さんが出演しました。
- 石坂浩二…総理大臣・山本役
- 國村隼…内閣官房長官・野崎役
- 遠藤憲一…防衛連絡調整官・中田役
- 柄本明…比較文明史学者・福原教授役
- 長山藍子…小野寺の母役
- 和久井映見…小野寺の姉役
- 吉田日出子…阿部の叔母役
- 丹波哲郎…阿部の祖父役
- 木村多江…美咲の母役
- 佐藤江梨子…結城の妻役
日本沈没キャスト・ドラマ(2021)版は?
天海啓示(39)…小栗旬
環境省の官僚。
野心家で手段を選ばず、強引なやり口で政策を推し進めます。
「環境を良くしたい!」という強い思いから、仕事中心で家族をおろそかにしたため、妻と娘とは1年前から別居中。
総理が打ち出した政策「COMS(コムス)」にも参加し、さらに「日本未来推進会議」に環境省代表として参加します。
「のちには政治家」という野望を持っていましたが、田所と出会ったことで、信じられない運命に巻き込まれていきます…。
常盤紘一(39)…松山ケンイチ
経済省の官僚で、 「日本未来推進会議」 の経済省代表。
旧財閥系の家に生まれ、人当たりの良さから企業人に多くの人脈を持っています。
天海は東大時代水泳部の同期で、天海と同じように政治家も視野に入れています。
天海と切磋琢磨しながらも、天海の政界進出を応援します。
椎名実梨(32)…杏
週刊誌の女性記者。
もともとは新聞記者でしたが、攻撃的な取材があだになり、週刊誌に異動になりました。
新聞部に復帰するため環境省の大スクープを狙いますが、その中で天海の存在を知り、天海を信頼するように。
現在は、母親と二人で暮らしており、結婚したいと考えていますが仕事人間でなかなか相手に出会えない日々を過ごしています…。
東山栄一(55)…中村トオル
若さとクリーンさを持つ総理大臣。
支持率も高く国民からも人気があります。
日本を環境先進国にするため「 COMS(コムス)」に力を入れてきましたが、与党のドンのせいでなかなか自分の意見を通せず…。
なんとか打開するために打ち出した施策が、各省からエリート官僚を抜擢して日本の未来についての政策を議論する諮問機関「日本未来推進会議」でした。
田所雄介(57)…香川照之
日本物理学界では異端児と呼ばれている学者。
世界的な賞を受賞する東大の教授でしたが、研究に没頭し経費を流用したため、東大を辞め海外で暮らしていました…。
ですが、東日本大震災後に日本に戻り、地震の研究を再開します。
2023年「近い未来、関東圏が沈没する。」という研究結果を公表しますが、そのことで国民に不安を与えてしまいます…。
石塚平良(36)…ウエンツ瑛士
厚生労働省の官僚で「日本未来推進会議 」の厚労省代表。
メンバーの中でも最年少で、ムードメーカー的存在。
ただ、各省庁の官僚たちが対立する中、場の雰囲気を良くしたいために優柔不断になることも…。
はじめは、経験値がないことからおどおどすることが多い石塚ですが、天海の姿に感化され強くなっていきます。
相原美鈴(37)…中村アン
外務省外交総合局国際保障課の官僚で、日本未来推進会議の副議長。
海外生活が長く、やり手で物事をダイレクトに言うタイプの女性。
会議の和を乱す天海とは対立することも多いですが、メンバーの中でもエリートである常盤が気になり、彼には積極的に声をかけます。
中村アンさんて、1987年生まれの33歳なんですね(*^_^*)
今回は37歳の役。
たくさんのドラマでいろいろな役を演じられている女優さんなので、個人的にはとっても楽しみです♪
他のキャスト
まずは、写真の左上から。
◆浜田学…織部智(財務省代表)
関西弁が特徴的な官僚。
浜田学(まなぶ)さんは「西郷どん」や「軍師官兵衛」などのたくさんの大河ドラマに出演されている俳優さんです。
◆高橋努…安藤靖役(国土交通省代表)
無口ですが、天海たちと日本の未来に向き合う官僚。
◆河井青菜…北川亜希(法務省代表)
河井青菜(あおな)さんは、ファッションモデル出身の女優さんでいろいろなドラマに出演されています。
続いては左下へ。
◆ 六角慎司 …財津文明役(文部科学省代表)
六角慎司演じる財津は、変わり者の官僚という役どころです。
◆高野ゆらこ…白瀬綾役(農林水産省代表)
高野ゆらこさんは、舞台を中心に活躍している女優さんです。
◆山岸門人…大友麟太郎(総務省代表)
山岸門人さんも舞台を中心に活躍されている俳優さん。
◆竹井亮介…仙谷治郎(防衛省代表)
竹井亮介さんは、「A LIFE~愛しい人」「99.9刑事専門弁護士」「グッドワイフ」など「日本沈没」の放送枠・日曜劇場に多く出演されている俳優さんです。
日本沈没のドラマと映画キャストのまとめ
2006年の映画版は、草彅剛さん演じる小野寺と柴咲コウさん演じる玲子のラブストーリーがメインでした。
ですが、2021年のドラマ版は、社会派ドラマでした。
私の場合は、2021年のドラマも良かったですが、2006年のほうが個人的には好みでした。
2006年は、とても悲しい結末でしたが、草彅さんの演技が好きなんですよね^^;
以上、日本沈没の映画とドラマの違いでした。
→日本沈没ドラマ(1974)のキャストと映画(1973)のキャストを比較!
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